第1戦は完勝でした。エース千賀滉大投手が7回3安打1失点の好投を見せれば、打線はグラシアル選手が相手に先制点を取られた直後の逆転2ランで主導権を取り返し、その後も中村晃選手の犠飛や牧原大成選手のタイムリーなどで得点を重ねていき、7対2で勝利を収めました。
打線は10安打を放ち2桁安打をマーク。「2019 パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ第1戦から5戦続けて2桁安打を放っています。工藤公康監督も「調子を維持してくれている」と満足の笑顔。さらに工藤監督の積極的采配もズバズバ的中しています。偽装スクイズでチャンスを拡げたり、内川聖一選手にもバントのサインを出したりするなど「とにかく後悔をしないために」と一つ一つの場面でさまざまな決断を下しているようです。
第2戦の先発は高橋礼投手。「自分自身、テンポを上げて投げることで良くなった部分があった。これからもテンポよく投げることは意識をしたい」と話します。球界唯一無二の速球はアンダースローがジャイアンツ打線を翻ろうして抑え込むはずです。
そして、本拠地ヤフオクドームの大声援も、選手たちは「凄く力になった」と話していました。勇気の後押しを全身で感じてホークスナインは第2戦も躍動します。