もう歓喜の瞬間は目の前です。優勝マジックは2となりました。
今週はまず、本拠地PayPayドームで2位のマリーンズと3連戦に臨みます。1つでも勝てば、悲願の3年ぶりのパ・リーグ優勝が決定します。
ただ、工藤公康監督は気を引き締め直すように、このように話しています。「今シーズンは1試合、1試合みんなで力を合わせて『日々新たに』と、一喜一憂しないで次の試合に全力で戦おうという思いを共有してやってきました。火曜日からのゲームもその気持ちを忘れずに一丸となって、勝てるようにいい試合をしたい」。ただ、その中でも「ロッテと直接対決3つ。できれば最初の試合で決められるように。みんなでしっかり集中してゲームに臨みたい」と強い決意を口にしています。
先週の途中までは工藤監督就任後最長となる12連勝をマークしました。24日(土)の試合でストップしてしまいましたが、25日(日)のライオンズ戦は快勝。すぐに流れを引き戻すあたりに、今のホークスの強さが現れています。
また、その試合では周東佑京選手が初回に二盗を決めて、今季45盗塁目をマークしました。これで9試合連続盗塁、月間19盗塁と2つの球団記録に並びました。今週は新たな歴史に名を刻む盗塁へ挑戦するチャンスとなります。
柳田悠岐選手の首位打者争いや、東浜巨投手と千賀滉大投手の規定投球回到達など、各選手の記録や成績に目を向けても見どころ満載の一週間となります。
また、ウエスタン・リーグを戦う2軍もマジック3でリーグ優勝間近となっています。リーグ2連覇はすぐそこです。そして、11月1日(日)のタイガース戦(タマホーム スタジアム筑後)がウエスタン・リーグの今季最終戦となります。