2021/02/15 (月)
選手

リチャード選手、王会長の教えを実践し一発

2月15日(月)キャンプ第4クール3日目

宮崎に快晴の青空が戻ってきました。

「ホークス宮崎春季キャンプ Supported byスカパー!」の第4クール3日目は、初めての紅白戦が実施されました。

5イニング制でスコアは2対2の引き分け。その中身はとても濃く、様々なアピール合戦が繰り広げられました。

なかでも若鷹たちが長打でアピール。3本のホームランが飛び出しました。白組攻撃の二回裏、1点を追うところでまずは上林誠知選手が右翼芝生席へソロ本塁打を放つと、この回さらにリチャード選手にも左翼ポール際へのソロの一発が飛び出して試合をひっくり返しました。

リチャード選手は「同期の大竹(耕太郎)さんが対戦相手だったので打ちたいという気持ちがあったけど、そこを我慢してこのキャンプで取り組んでいる『思いっきり振らない』を実践しました」と話していました。王貞治会長からも「追い込まれたら考え方を変えなさい」とアドバイスをされており、それを強く意識して2ボール2ストライクからの一球を「スパッ」と仕留めました。

さらに紅組の三森大貴選手が五回表に同点のランニング本塁打を放ちました。「シート打撃から打席の感覚、球の見え方が非常にいい感じです。自分の求める打撃もできはじめ、昨年にない球への反応もできて、打球の質も変わってきたと思います。今日は結果的にランニングホームランを打ちましたが、足も自信を持っているので足でもアピールしていきたいです。残りのキャンプも継続して振り込んで、実戦では結果を求めていきたいです」と話していました。

投手陣では白組2番手の笠谷俊介投手が2回を投げて打者6人で抑える快投。「前に投げた時より良かったと思いました。横を向いている時間をしっかり長くすることを心掛けました。球自体の強さはまだ出ていないと感じましたが、今取り組んでいることがいい方向に向かっていることは確かだと思います」と納得の表情。紅組2番手の森唯斗投手も1回をわずか6球で三者凡退に仕留める貫禄の投球で「今日は力強いストレートとコントロールをテーマにしていました。今年も九回のマウンドは譲るつもりはない」ときっぱり言いきりました。

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