2021/02/23 (火)
選手

周東選手、2安打2打点「キャンプの成果」

2月23日(火・祝)キャンプ第6クール1日目

「ホークス宮崎春季キャンプ Supported byスカパー!」は最終クールに突入しました。そして、この日から春季キャンプ終盤の恒例となった「球春みやざきベースボールゲームズ」が開幕ました。今季は3試合を行い、初戦の相手はライオンズでした。

試合は3対2で逆転勝ちし、2021年の最初の勝利を挙げました。2点を追う三回に同点タイムリーを放ったのは周東佑京選手です。19日の紅白戦でもマルチ安打を記録するなど打撃好調で、「このキャンプでやってきた成果が出ている」と喜んでいました。

「バットを強く振ろうとして、体も大きく振ってしまうことがあった」と反省。安定感を出すために、体のブレを少なくしながらもバットを振り抜く練習を重ねてきました。「去年はチャンスで打てなかった。なんとか最低限の仕事をしようと思っていました。自分は結果を出さないといけない立場。その強い気持ちが結果に出ているんだと思います」と表情を引き締めていました。

守備でも好プレーあり。初回に仕掛けた盗塁はアウトになりましたが「まだ失敗出来る時期。課題や改善点も走らないと見つからないので、どんどん走っていこうと思っています」と収穫を口にしていました。

投手では杉山一樹投手が、対外試合初戦の先発に抜てきされました。立ち上がりの初回は3四球と苦しみ二回には2ラン本塁打を浴びましたが、三回は3人でぴしゃりと抑える好投を見せて3回2失点でまとめました。たくさんの反省を口にする一方で、新球のカットボールには手応えを掴んでいました。また、この日の最速は154キロ。持ち味の強いストレートで押し込む場面も多々ありました。

そして2番手で登板した育成枠左腕の大関友久投手は2回1安打無失点に封じました。 「一軍の対外試合は初めてなので、いつもより緊張しました。だけど、自分の持ち味は出せたかなと思います」。特に2イニング目は主力級と対戦しましたが、強気の投球を見せました。森選手に対して内角を攻め、最後はセンターフライに打ち取る場面も。19日の紅白戦でも2回無失点で、工藤公康監督も「特に左打者をしっかり抑えられる印象」と評価を高めています。「1日1日を全力でやるだけ。先を見る余裕はないです」と語る2年目左腕がこのキャンプで大きく成長を遂げています。

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