年末に行われる「NPB12球団ジュニアトーナメント　KONAMI　CUP　2021」（12月28日開幕、神宮球場および横浜スタジアム）に向けて、福岡ソフトバンクホークスJr.チームが始動しています。10月30日（土）には初めての練習試合をタマホームスタジアム筑後で行いました。

この日は羽犬塚中学校の野球部とダブルヘッダーで対戦しました。同じ小学生チームだけでなく、中学生とも対戦しながら若い翼を磨いていきます。この日は第１試合が4対2で勝利。第2試合は3対4の惜敗でした。

今年のホークスJr.チームは総勢16名で、全員が小学校6年生です。セレクションには九州、山口をはじめ、神奈川県からも応募がありました。応募総数297名の中から選ばれた16名です。

就任3年目となった帆足和幸監督（元ホークス投手）がチームを率います。そして東方伸友コーチ（元ホークス投手）、古澤勝吾コーチが脇を固めます。

帆足監督は今年のチームについて「例年に比べて飛び抜けた選手は居ない印象です。でも、守備の上手い子は多いし、セレクションでは足の速い選手を中心に選びました」と話し、「1点を確実に取って、1つの失点を防ぐ。投手が打たせて野手がしっかり守るという、守り中心の野球になると思います」と展望を語りました。

過去2年はグループリーグ敗退という悔しい結果に終わっています。「決勝トーナメント進出はもちろん、目標は当然日本一です」と帆足監督。「子どもたちの成長は早い。しっかり野球を楽しみながら、色々覚えていって成長してほしい。吸収力が早い年代だし、その分こちらも分かりやすく伝えていくのが大切になります」とこれからのチームづくりについても口にしました。

また、このチームの主将は中島齊志選手。帆足監督によれば「一番声が出ているので彼にしました」とのこと。チームは結束力を高めるために、週一のペースでオンラインミーティングも行っていく予定です。

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