2022/11/01 (火)
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斉藤和コーチ、寺原コーチ、清水コーチが就任会見「ホークスに恩返しを」

11月1日(火)、斉藤和巳一軍投手コーチ(背番号71)、寺原隼人三軍投手コーチ(背番号76)、清水将海四軍バッテリーコーチ(背番号016)の就任会見がPayPayドームのプレスカンファレンスルームで行われました。

斉藤和コーチは京都府出身の44歳。1995年ドラフト1位で福岡ダイエーホークスに入団。2003年に20勝で最多勝に加えて、最優秀防御率、最優秀投手の投手三冠に輝き、自身初の沢村賞に選ばれました。2005年には当時のプロ野球記録の開幕15連勝を記録(シーズン16勝1敗)。2006年も18勝を挙げ、最多勝など投手四冠で自身2度目の沢村賞を受賞しました。通算勝率は驚異の.775で、「負けないエース」が代名詞でした。その後は右肩の故障に苦しみ、2011年からはリハビリ担当コーチを務めながら再起を図りました。2013年7月に現役復帰を断念してユニフォームを脱いでいました。

寺原コーチは宮崎県出身の39歳。2001年ドラフト1位で福岡ダイエーホークスに入団。高卒1年目から一軍で登板し6勝をマーク。その後は横浜ベイスターズやオリックス・バファローズでのプレーを経て、2013年から福岡ソフトバンクホークスに復帰。2019年に自身4球団目の東京ヤクルトスワローズで現役引退しました。指導者としては、昨年は琉球ブルーオーシャンズ、今年は「ヤマエ久野 九州アジアリーグ」の福岡北九州フェニックスで選手兼コーチを務めていました。

清水コーチは群馬県出身の47歳。1996年ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団。中日ドラゴンズを経て2010年から福岡ソフトバンクホークスで2年間プレーして現役引退しました。そのままホークスで指導者となり、二軍バッテリーコーチ(2012年~2013年)、三軍バッテリーコーチ(2014年~2015年)、一軍バッテリーコーチ(2016年~2017年)を歴任しました。

会見の中で斉藤和コーチは「すでに胃が痛い。それくらいのプレッシャーも感じています」とジョーク交じりで話しながらも「(打診を受けた際は)来たかという感じ。びっくりしたけど、嬉しさの方が勝ったかな。ずっとホークスで育ったし、ホークスへの感謝の思いは引退してからも忘れていなかった。一軍投手コーチの大役。少しでもホークスに恩返しをしたい」と意気込みを口にしました。
寺原コーチは独立リーグでの経験も踏まえて「ホークスはすごくいい環境。そこでやれる選手は羨ましい。その辺も踏まえて、その中で成長できるように選手と接していきたいし、まずはしっかりコミュニケーションをとって向き合っていきたい」と話しました。
清水コーチは「新設する四軍。どのようにコミュニケーションをとってやっていこうかと考えています。ここ数年間は外からホークスを見ていましたが、勢いのある印象。今回は四軍を担当するので、チームの土台のところになる。選手の底上げをしていきたい」と意気込みました。

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