【7月25日（木）　ホークス5－2イーグルス　ヤフオクドーム】

ホークスにお祭りムードの明るさが戻った！見事な逆転勝利で、待ちに待った「鷹の祭典2013」初白星だ！

東京ドーム、北九州と続き、ついにやって来た本拠地ヤフオクドームの初日。しかし、中盤までは1対2とリードを許す苦しい展開でした。そんな中で迎えた7回裏の攻撃前、ガッツパープル一色に染まったジェット風船飛ばしと、内野スタンドに出来た「ガッツ」「メラメラ」の巨大人文字で、満員御礼となった38,561人のスタンドが一つになってナインを後押し。すると、ここから劇的な逆転劇が生まれました。

まずラヘア選手がセンターバックスクリーンへ12号ソロを放ち同点。特大の一発でベンチもスタンドも一気にムードが高まりました。その後1死二塁とし、1番の中村晃選手がレフト線へタイムリー二塁打。「チームに貢献できてよかったです」。一気に試合をひっくり返しました。この勢いのまま、8回裏には松田宣浩選手にも9号2ラン本塁打が飛び出して勝負あり。「前日が悔しい試合。何とか取り返したかった」と松田選手。

それはナイン全員同じ気持ちでした。それを誰よりも胸に刻み、快投を見せた五十嵐亮太投手が最後の1イニングを締めくくり、本拠地初セーブをマーク。さらに前日2失策をしてしまった金子圭輔選手はスタメン起用に応えて好守を連発。特に逆転した直後の8回表、先頭打者のセンター前へ抜けようかという強い打球を横っ飛びで処理したプレーは、チームに大きな勇気を与えました。また、先発の帆足和幸投手は7回2失点の力投で今季6勝目をマーク。先発投手に勝ち星がついたのも、今後のチームに良い流れをもたらすはずです。

スタンドと選手の一体感、そしてナインの意地。様々な思いで勝ち取った「鷹の祭典2013」の初勝利、そして後半戦の1勝目。逆襲の鷹へ、ここから上へ上へ羽ばたいていく。