この夏、最大のヤマ場がやってきます！　現在3位のホークス。8月27日（火）からは2位マリーンズと3連戦、そして30日（金）からは首位イーグルスと3連戦。しかも本拠地ヤフオクドームでの計6連戦となります。

マリーンズとのゲーム差はわずか「1」。順位を一気にひっくり返す絶好の機会です。今季の対戦成績は7勝11敗と負け越していますが、11の敗戦のうち5試合が1点差でした。決して大きく力負けしているわけではありません。1点の重み――たとえば、2番に座る今宮健太選手の送りバントひとつにしてもより重要な意味を持つでしょう。現在パ・リーグ断トツ1位の47犠打（2位は29犠打）を決めた「つなぎの職人」今宮選手。8月だけで20犠打を決めています。さらに、バッティングも絶好調で月間打率.375をマーク。1番の中村晃選手とともにチャンスメーカーとなり、内川聖一選手、松田宣浩選手、長谷川勇也選手の「和製クリーンナップ」につなぎます。

週末はイーグルスとの3連戦。現在ゲーム差は「6」。逆転優勝のためにも、大事な大事な、本拠地3連戦となります。対戦成績は8勝9敗。このカードでは対戦チーム打率.294をマーク。17試合で176安打。1試合平均で10安打以上を放っています。一方で対戦チーム防御率4.26とやや不本意な成績。投手陣の踏ん張りが勝負のカギとなるでしょう。

また、このイーグルス3連戦は、パ・リーグ6球団共同企画「レジェンドシリーズ」として行われ、ホークスは球団創立75周年を記念して復刻した「南海ホークス最終モデル」のユニフォームを着用します。さらに、ホークス歴代ベストナイン「LEGEND　HAWKS」の発表や、往年の名プレーヤー野村克也氏、門田博光氏らを招いてのイベントも開催されます。