2勝目を挙げた杉内俊哉投手。勝負のポイントは、立ち上がりでした。
5月2日（金）バファローズ戦（ヤフードーム）。この登板の前までの6試合のうち2回までに失点したのが5試合。それが黒星先行につながったと考えていました。

「最初から飛ばしていく」

そう誓った杉内投手の立ち上がりは気迫あふれる投球でした。ストレートに力がありました。さらに的山哲也選手が緩急をつけた巧みな配球。初回の先頭打者から4連続三振を奪い、課題の2回をパーフェクト（5奪三振）に抑えました。

待望の今季2勝目。今季初めて立ったヤフードームのお立ち台は「かなり嬉しかった」と満面の笑みを浮かべました。ただ、王貞治監督はあえて「8回で120球を越えていた。本来ならばその球数で完投しないといけない」と注文をつけた。それは、エースとして期待している証だ。

これ以上ない快勝を見せたホークス。ここから5月反攻が始まる。

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