2013/11/04 (月)
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吉村選手、1時間以上のサード特守も「そんなに経ちました?」

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秋季キャンプ第1クール4日目②

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秋季キャンプ4日目の11月4日(月・振休)は天候が回復し、メイン球場やサブグラウンドなどを使っての充実の練習を行うことができました。また、この日は後藤芳光球団社長兼オーナー代行が就任後初めてキャンプ地を訪れ、ナインの前で「昨日までの日本シリーズは複雑な思いで見ていました。来年はぜひ日本一奪回を」とナインを激励しました。

この日注目したのは吉村裕基選手。今季ホークスに加入した期待の長距離砲は5月3日のライオンズ戦(ヤフオクドーム)で豪快な一発を放ったり、同12日のライオンズ戦(熊本)では決勝3ランを放ちお立ち台に立ったりするなどの活躍を見せました。しかし、シーズンを通して一軍に定着することはできず、36試合出場で打率.194、5本塁打、16打点の成績に終わりました。

来季の雪辱へ、このキャンプでは本職の外野ではなく、三塁を守って必死のアピールをしています。「グラブは外野用も一塁ミットも持ってきていますが、今の時期は三塁の練習だけですね。守備の時間を多くとっています」。この日は鳥越裕介内野守備走塁コーチとマンツーマンで特守に臨みました。時間にして1時間以上。「そんなに時間経っていました?」と尋ねたところをみると、集中した充実の練習が送れたようです。「守備練習の中で、下半身強化もやっていきたい」。来季は複数ポジションを守れる強みも生かしつつも、期待されるのはやはり得意の打撃。「シーズンの後半からバッティングは良い状態をキープできています」。来季のための最高の準備を――この秋の吉村選手は一段と燃えています。

また、投手陣ではB組で練習する大隣憲司投手に注目。この日もブルペン入りし、これで初日から4日連続。また、6月の術後初めて100球を超える投げ込みを行いました(120球)。「このキャンプでは出来るだけ毎日投げるようにしたい」と話しており、難病からの復活に向けて、今は順調に階段を上っています。

2013年11月4日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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