サインをする五十嵐投手

カメラを見つけて「Vサイン」の柳田選手

宮崎秋季キャンプ第3クール4日目の11月16日（土）、雲一つない青空と暖かな気候に恵まれて生目の杜運動公園にはたくさんのファンの皆様にご来場いただきました。選手たちも練習後はファンサービスを行い、夕方頃になるとあちこちにサインを求める長い行列が出来ていました。森福允彦投手などは30分以上かけて一人一人に丁寧にサインを書いていました。

この陽気に誘われて、午後の個別練習は外野手の特守を見に行きました。アイビースタジアムからは第2球場と大きなサブグラウンド2つを越えた先にある人工芝のサッカーグラウンドで、江川智晃選手、柳田悠岐選手、中村晃選手の3人が必死にボールを追いかけました。「うわ～！」など奇声を上げながら懸命に足を動かす3人。笘篠誠治コーチの絶妙なノックもあり、球際の強さを発揮するファインプレーがいくつも見られました。「途中から体がほぐれて、足が動き始めました」と中村選手。キャンプも終盤に差し掛かり体はしんどいはずですが、プロ野球選手らしい発言です。また、今季途中に右肩を痛めた柳田選手も「あえて制限をかけていますが、状態はいいですよ」と笑顔。パ・リーグの外野手は名手ぞろいですが、来季はゴールデングラブ賞も目指してほしいところです。

その後、室内練習場「はんぴドーム」に足を運ぶと、今宮健太選手が連続ティー打撃を行っていました。前日は本多雄一選手が必死にバットを振った様子を動画でもお届けしましたが、この日の今宮選手は連続4かご（約500球）に挑戦。終わった直後はさすがの今宮選手も倒れ込んでしまうほどハードな練習でした。

宮崎は明日も晴れの予報。今年の秋季キャンプ最後の日曜日、ぜひ生目の杜運動公園に足をお運びください。