
坂田投手支配下契約会見

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地元出身の左腕が支配下登録に返り咲きました。11月27日(金)、今季育成枠だった坂田将人投手が来季から支配下選手として登録されることになり、同日に契約を結びました。
坂田投手は福岡県朝倉市出身で、今季が5年目でした。久留米の祐誠高校から2010年ドラフト5巡目で入団。1年目に3軍ながら2桁勝利をマークするなど有望視されましたが、2年目に左肩を手術。そのため4年目からは育成契約となっていました。
約2年間のリハビリを経て実戦に復帰すると、今季中盤以降は2軍で先発ローテーションに定着。9試合に登板して3勝2敗、防御率2.11の成績を残しました。球団も「1軍で活躍が期待できるレベルに戻った」と判断し、今回の支配下契約に至りました。
坂田投手は「怪我をしている期間が長かったけど、またプロ野球選手として勝負が出来る位置に戻ってくることができた。評価してもらえたのは嬉しい」と引き締まった表情の中にも、喜びの表情を表しました。
この秋のキャンプでは「工藤塾」のメンバーの中に入り、必死に下半身強化に励みました。工藤監督からは「たくさんのことを言われ過ぎて、特に一つと言われるとすぐに思い浮かばない(笑)」と言うほど、たくさんの会話も交わし、1つ1つが坂田投手にとって財産となりました。「まだまだ弱いとよく言われました。オフは下半身、体幹のトレーニングにしっかり取り組みたい」と意気込みました。
また、新しい背番号は49となります。「チームの柱となれるように頑張ります」と決意を新たに、前を見据えました。
2015年11月27日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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