2025年6月20日、育成選手から支配下選手となった川口冬弥投手が記者会見に臨みました。川口投手は社会人野球・独立リーグを経て25歳でホークスに育成選手として入団。プロ1年目の今季はウエスタン・リーグに16試合登板し、防御率0.98をマークしていました。
会見で記者から「見てほしい武器は」と問われると、川口投手は「いままでエリートな野球人生ではなかった自分だからこそ伝えられる気迫があると思っているので、マウンドに立っている自分の強い気持ちを見ていただけたら」と話していました。
まずは25歳という年齢で自分をドラフトで指名していただいてチャンスをくださった球団に対して感謝の気持ちが一番大きいです。
昨日の夜、ウエスタン・リーグ公式戦終えて食事をしている時に電話がかかってきて突然の出来事でした。「食事が終わってから折り返して」ということだったので、その後食べた果物の味とかあまり覚えていないんですけど、急いでかきこんで折り返して、突然の出来事過ぎて混乱していました。
自分はいわゆる遅咲きと言われる選手で色々なカテゴリで野球をやってきたが、自分はNPBの世界で活躍するという目標だけはぶらさずにどの環境でもやってきたつもりなので、やっとここからスタートするんだなという気持ち。
まずはストレートと空振りを狙えるフォークはあるが、いままでエリートな野球人生ではなかった自分だからこそ伝えられる気迫があると思っているので、マウンドに立っている自分の強い気持ちを見ていただけたらいいなと思います。
目標は球場で自分の名前がコールされて出てきた時に球場のファンの方々がわくわくするような、「川口だったら大丈夫」と思っていただけるようなスケールの大きい選手になることが目標です。