2016/08/04 (木)
球団

王会長、2020年野球復帰決定への思いを語る

王貞治球団会長

8月4日(木)、「2020年野球・ソフトボール」の正式競技復帰を受けて、王貞治球団会長が心境を語りました。

率直な感想としては「長かった。決まってよかったです」と振り返りました。2008年大会を最後に正式競技の枠から外れた際には、日本では当たり前のように盛んに行われているスポーツだが、世界的な観点ではごく一部のものだと痛感させられたといいます。

「野球はパワーや技術だけではなく、頭脳も必要です。心技体のすべてをつかうスポーツです。ルールも含めて複雑ですが、見ている人たちも輪に入って一緒にやれるような感覚になれるのが野球です。それが面白いし、楽しいし、そして難しい。ただ、この野球・ソフトボールが2020年だけで終わらないように、そのあともずっと続いていくようにしなければなりません。関心も高まるでしょう。選手もファンも意識が高まります。野球が国際的なスポーツとなるきっかけになってくれることも期待しています」

熱のこもった口調で話した王会長。世界的な野球普及への思いを熱く、熱くしていました。

2016年8月4日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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