今年11月にヤフオクドームのすぐ目の前の地行浜で開催される「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」に出場する「ソフトバンク・チーム・ジャパン」のメンバーが、9月5日(月)にヤフオクドームを訪問して和田毅投手とエール交換を行いました。
アメリカズカップは世界最高峰のヨットレースとして知られ、1851年より現在まで続く国際的ヨットレースです。
2017年7月に行われる「第35回アメリカズカップ」(ハミルトン・英領バミューダ)の前哨戦にあたるのが「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」です。その9戦目が今年11月18日から20日まで福岡市で開催され、アメリカズカップがアジア圏で行われるのは165年の歴史の中で初めてのこととなります。
「ソフトバンク・チーム・ジャパン」から、早福和彦総監督とディーン・バーカーCEO兼スキッパー(艇長)がこの日ヤフオクドームを訪れました。
早福総監督は幼少時代に野球経験があり、「プロ野球のグラウンドに立つことが出来てすごく興奮しています。足が震えっぱなしです」と笑顔が絶えませんでした。「ソフトバンク・チーム・ジャパン」は第6、7戦で3位表彰台と上り調子。今週末の10日(土)、11日(日)にはフランス・トゥーロンでの第8戦に臨みます。
和田投手は「我々ホークスも日本一を目指して戦っている最中です。同じソフトバンクグループ。スローガンは『めざせ!世界一』です。ぜひ、アメリカズカップでの世界一を目指して頑張ってほしいですし、ホークスも世界一になれるよう、まずはリーグ制覇と日本一の3連覇を目指していきます」と熱っぽく語り、ともに健闘を誓い合いました。
2016年9月5日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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