


【10月8日(土)ホークス×マリーンズ ヤフオクドーム】
10月8日(土)、「2016 日本通運 クライマックスシリーズ パ」ファーストステージの第1戦。
今ステージは全試合ヤフオクドームで行われ、先に2勝したチームが札幌ドームで開催されるファイナルステージ進出となります。また、延長戦はレギュラシーズン同様12回まで。勝利数が同数となった場合は上位球団進出となるため、ホークスにとっては引き分けも勝ちに等しい価値となります。
第1戦の先発マウンドを託されたのは千賀滉大投手。シーズンでは12勝3敗、防御率2.61。惜しくも最高勝率のタイトル(規定で13勝以上が必要)には届きませんでしたが、今季大きく飛躍を遂げた23歳右腕に、工藤公康監督は“開幕”を任せました。うち、マリーンズ戦は7試合に登板して4勝0敗、防御率2.36の好相性を誇っています。工藤監督は「いつも通りのピッチングをしてくれれば、結果はついてくる」と期待を寄せていました。
打撃陣は、柳田悠岐選手が戦列復帰して活気にあふれています。中村晃選手が上位に戻り、3番まででチャンスを作って今季106打点を挙げた内川聖一選手に回していきたいところです。
相手先発の涌井投手に対しては今季チーム打率.296とよく打っています。本多雄一選手の.444(18の8、1本塁打)を筆頭に、福田秀平選手が.429(14の6)、松田宣浩選手が.360(25の9、2本塁打)と特に強さを発揮しています。また、江川智晃選手は対戦こそ少ないものの、3打数2安打1本塁打をマークしています。
2016年10月8日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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