7月27日（日）マリーンズ戦（ヤフードーム）、陽耀勲投手が来日3年目で初勝利をマークしました。2対2の同点で迎えた延長12回、2死二塁の場面でマウンドへ。最初の打者には死球を与えてしまいましたが、続く福浦選手を遊ゴロに打ち取りピンチを脱しました。
その裏、本多雄一選手がサヨナラ打を放ちチームが勝利。陽投手に白星が舞い込みました。

「本当にうれしいです。緊張する場面での登板でしたが、何も考えず全力で投球しようと思っていました。記念のボールは手元にあります。部屋に飾ろうと思います」。

陽投手は、アマ時代から台湾代表に名を連ねた逸材。ホークスに入団した2006年にはWBCにも出場し、川崎宗則選手やイチロー選手（マリナーズ）とも対戦しました。しかし、その後は故障の連続。昨年は左足首の手術も受けました。それだけに、いま1軍で投げられることや初勝利を挙げることができた喜びは格別です。「これからも努力を続けて、がんばっていきます。応援よろしくお願いします」とさらなる活躍を誓っていました。