魂のこもった1球に、相手打者はバットを出すことすらできませんでした。
4月5日(日)バファローズ戦(ヤフードーム)、延長10回2死三塁。神内靖投手が選んだのは一番自信のあるストレートでした。見逃し三振の快投は、チームに流れをグッと引き寄せました。
568日ぶりの1軍マウンドでした。昨年のシーズン直前に左ひじのじん帯断裂が判明。3月25日に手術を受け、その後はひたすらリハビリの日々。2軍戦のマウンドにすら上がることはできませんでした。支えになったのは、「またヤフードームで投げたい」という強い想いと、2007年オフに入籍した妻でした。
10回裏、チームはサヨナラ勝ち。神内投手には「1勝」という記録がつきました。716日ぶりの白星です。殊勲打を放った本多雄一選手とともにお立ち台にも上がりました。
「今は興奮していて、嬉しくて、家に帰ったら泣こうかな」。
涙はぐっと我慢しました。「人前で話すのは苦手」という究極の照れ屋。お立ち台で写真撮影を求められると、本多選手の腕を持ち上げ引き立て役に回ろうとする男です。しかし、目は潤んでいました。そして本多選手も「主役は神内さんですよ」とばかりに左うでを高々と持ち上げて祝福。復活の左腕は最高の笑顔を浮かべていました。
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2009年4月6日掲載 |
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