10月31日、ホークスの小川スカウト部長らが、ドラフト2位指名の福岡大学大濠高校・川原弘之投手を訪ね、指名挨拶を行いました。
川原投手は、福岡生まれの福岡育ちのいわゆる「博多っ子」。
子どものころからファンだったという、ホークスからの指名に「小さいころからホークスのファンだったので、本当にうれしい。高い目標を持って、福岡を代表する選手になれるよう頑張りたい」と、笑顔で決意表明しました。

実は川原投手は、すでに「ヤフードームデビュー」を果たしています。
中学生時代、ヤフードームで実施された中学硬式野球大会「ホークスカップ」の記念すべき第1回大会で、「福岡ウイングス」のエースとして登板し、優勝。
今度は、プロ野球選手としてマウンドにあがります。「また、ヤフードームのマウンドで投げられるとは思っていませんでした。本当にうれしいです」

小川スカウト部長は、ドラフト前にビデオで川原投手をチェックした秋山幸二監督が、「体も大きく、タイミングが取りづらい投球フォームでいて、球に力がある。」と高く評価していたことを明かし、「おひざもと・福岡から、本当にいい選手が出てきた。近い将来、先発ローテーションの一角を担う選手になってくれるように期待したい。」と語りました。
目標にする選手は？と聞かれた川原投手は、WBCで活躍した韓国代表のエース・金広鉉（キム・グァンヒョン/SKワイバーンズ）投手を挙げ、「長身・サウスポーで、ストレートを武器に三振を狙うピッチングスタイルに憧れます。」と答えました。
小川スカウト部長は「そういえば顔も似ているかな？」と周囲を笑わせ、「目標は高いほうがいい。しっかりと頑張ってほしい」とエールを送りました。