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| 今宮選手(右)はウエルカムパーティーで王球団会長に声をかけられ恐縮する |
青年よ、大口をたたけ!王貞治球団会長がドラフト1位指名の明豊・今宮健太選手にビッグマウスを奨励した。8日、福岡市内のホテルで歓迎パーティーが開かれ、王会長ら首脳陣は新人5選手と初対面。「3000本安打」や「盗塁王&2000本安打」などプロでの目標を威勢良くぶち上げる今宮選手について、同会長は「我々の時はそういうのを言うと笑われたが、今の子は関係ない。どんどん言っていけばいい。自分の意志がはっきりしているのはいいことだ」とほほえんで容認した。
通算62本塁打と高校野球ではアーチを量産した今宮選手だが、木製バットを握るプロでは安打製造機へと切り替える。「60何本か打ってるけど、体もそんなに大きくないしね。足があるしイチロー的にヒットの数を打つのが彼なりの考えだろう」。王会長は、171cmの体を冷静に分析した上での目標に理解を示し、「競争。プロに入るのが目的ではないから。入ってからは競争だよ」と、向上心と成り上がり根性を歓迎した。
王会長は今秋に続き、来春の宮崎キャンプでも若手中心に指導する予定。あくまでも現場を尊重し裏方としての参加だが、新人たちには放任主義を打ち出した。「預かったばかりの選手をすぐにってのは…。本人の持ち味を見極めたい。結果が出てないのにいじられたら嫌でしょ」と、原石たちを型にはめずに伸ばす。大口を認め、考え方も型にはめない。若鷹を預かった球団会長の親心がにじんだ。