2011/11/27 (日)
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シリーズ男ダ!?山田投手がアジアシリーズ第2戦で勝利
「この『2勝』で得たものは大きい」

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11月26日、アジアシリーズ2011の2戦目となる、サムスンライオンズ(韓国)との対戦が台中インターコンチネンタル球場で行われ、山田大樹投手が7回無失点の好投を見せ、日本シリーズに続き、「シリーズ」2勝目を挙げました。

山田投手のこの日の最大のピンチは立ち上がり。ヒット2本と四球でいきなり、1アウト満塁としてしまいます。しかし、「とにかく丁寧に行こう」と自分に言い聞かせた山田投手は、後続を三振と外野フライに打ち取り無失点で切り抜けます。

すると直後の2回、四球で出塁した明石健志選手が盗塁、チャンスを広げると福田秀平選手がライト線にタイムリーツーベースを放ち先制点を奪います。

この得点を皮切りに、細川亨選手のタイムリーツーベース、松田宣浩選手のタイムリー内野安打や相手のエラーも絡み、打者一巡一挙5得点の猛攻を見せます。

長い攻撃時間ですっかり落ち着きを取り戻した山田投手、そのあとは危なげないピッチング。7回無失点でマウンドを森福允彦投手に譲ります。

8回の森福投手は昨日の乱調をすっかり修正し、三者凡退。

9回は吉川輝昭投手が締め、無失点リレーでアジアシリーズ2勝目となりました。

攻撃陣も、一塁走者・明石選手と三塁走者・長谷川選手のダブルスチールなど、今季のホークスを象徴するような機動的な攻撃で9得点とサムスンライオンズを圧倒しました。

マッチMVPとなった山田投手は、「今日は勝たないといけない試合。ちょっと緊張感はあったんですが、応援してくれた皆さんのおかげで、楽しんで投げられました。すごい先輩たちに堅い守備で守ってもらっているので、僕たちピッチャーは気持ち良く投げられています。」とコメント。「(日本シリーズとアジアシリーズで勝ち取った)この2勝は大きいですよね。本当に。いろんなことを学んだと思います。」と付け加え、何かを感じ取った様子。来季のさらなる飛躍を予感させる見事な勝利でした。

試合後の秋山幸二監督は「ホークスらしい試合ができた。ダブルスチールのサイン?出してないですよ。シーズン中も盗塁のサインは出したことがない。自分たちで積極的に狙わなきゃね」と満足気に振り返り、タイムリーを含む猛打賞の今宮健太選手は「昨日は失敗もあったけど今日もチャンスをもらえたので全力でプレーした。自分はアジアシリーズは、来シーズンのスタートと思っているのでアピールしていきたい。」と力強くコメントしました。

2011年11月27日掲載
井上 勲 (ホークスオフィシャルメディア)

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