
ヒーローインタビュー
柳田選手

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ミスターフルスイング――柳田悠岐選手のバットが延長戦の激闘にケリをつけた。8月16日(木)のマリーンズ戦(ヤフードーム)は延長10回裏、柳田選手の「人生初」というサヨナラ本塁打で3対2と勝利。この3連戦の勝ち越しとともに勝率5割に復帰。首位とのゲーム差は3.5に縮まりました。
快音とともに、ヤフードームのファンは総立ちとなりました。2対2で突入した延長戦の10回。先頭打者の柳田選手は4球目のストレートを、力強いスイングで完ぺきに打ち返しました。打った瞬間に"劇弾"を確信。大歓声の中、思わずガッツポーズが飛び出しました。
「自分で決めようという意識はありませんでした。ただ思いっきりバットを振って、当たればどうにかなるかなと思っていた」
フルスイングが柳田選手自身のバロメータといいます。
「タイミングがしっかりとれていないとフルスイングはできません。それに中途半端はイヤですから」
キャプテンの小久保裕紀選手も惚れ込むそのパワーと力強いスイング。打席に入る前には「行け!」と声をかけられ、「喝を入れてもらったのが効きました」と笑顔を浮かべました。
「1勝1敗で迎えた一戦。2勝1敗と、1勝1敗1分では全く違う。チーム一丸となって、大事な試合と分かっていた」
戦う姿勢は投手リレーにも現れていました。先発のドイル投手が4回途中で降板するも、その後は吉川輝昭投手、金澤健人投手、森福允彦投手、柳瀬明宏投手、岡島秀樹投手、藤岡好明投手と6人が無失点リレーでつなぎました。岡島投手は今季42試合目の登板で防御率0.00をキープ。金澤投手はこれで4連投。8月はチーム11試合で8度目の登板です。
ホークスナインの執念が実っての1勝。「首位の背中も見えてきました。次の大阪遠征で貯金を作ります」とヒーローの柳田選手は力強くお立ち台で宣言しました。
2012年8月17日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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