
ヒーローインタビュー

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【5月2日(木) ホークス7-5ライオンズ ヤフオクドーム】 ホークス4連勝!開幕戦勝利以来の貯金生活に返り咲き、連日の首位叩きでライオンズとの差を「3」に縮めました。
ヒーローは流れを引き寄せたこの2人。打の立役者は4番のラヘア選手です。3回裏の第2打席で2試合連続の8号ソロを放っていた主砲は、6回裏の鮮やかな逆転劇でも主役級の活躍を見せました。この回は吉村裕基選手とペーニャ選手の連打からチャンスが生まれ、長谷川勇也選手のタイムリーと相手ミスでまずは同点。なお2死満塁のチャンスでラヘア選手が勝ち越しの2点タイムリーを放ちました。「ランナーを還したい一心だった」。ラヘア選手はここまで28試合に出場し打率.318、8本塁打、25打点の好成績を残しています。打点はリーグ1位です。また、4月17日(水)のイーグルス戦(Kスタ宮城)からの13試合で無安打は1度のみ。さらにこの13試合で5本塁打、17打点と勝負強さを発揮しています。チャンスに強い秘訣として、ラヘア選手は「打席に入る前に妻が作ってくれるオムレツを思い浮かべるんだ。チーズにトマト、ブロッコリーが入っていてとても美味いんだ。だからリラックスして打席に入れている」と笑いながら話しました。今後も頼れる主軸として快音を連発してくれるでしょう。
そして投のヒーローは藤岡好明投手。4回表に逆転され、さらにその裏の攻撃がたった5球で三者凡退という最悪な流れの中で5回表から登板。「3人で片づけることだけを考えていた」との言葉どおり、2イニングをパーフェクトリリーフ。藤岡投手の快投がホークスに流れを呼び込みました。この日で15試合目の登板は、岩嵜翔投手と並んでパ・リーグトップ。それでも「試合に出て、投げないと上手くならない。だから試合数が多くても苦にならない」と頼もしい言葉。今季2つ目の白星については「特に意識はしていません。ゼロで抑えることを続けるのが中継ぎの大切な役目ですから」といつもの笑顔の中にも闘志を燃やしました。
2013年5月3日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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