

ファームの3・4月度「ミズノ月間MVP」が5月9日(木)に発表され、ウエスタン・リーグから山下斐紹選手が選出されました。
山下選手は2010年ドラフト1巡目で入団した高卒3年目の捕手。3・4月度は23試合に出場して打率はリーグ3位の.360、同2位タイの3本塁打、12打点を記録。開幕戦は9番打者として出場しましたが、徐々に信頼を勝ち取り、4番打者を任されるまでになりました。また、小川一夫2軍監督は「(捕手として)インサイドワークも成長している」と頷き、4月27日(土)には1軍に昇格し、5月6日(月・振)のマリーンズ戦(ヤフオクドーム)でデビューを果たしてプロ初安打も記録しました。
その翌日にファーム行きとなりましたが、即4番打者として出場して本塁打を放つなど、著しい成長を見せています。
受賞の報せを受けた山下選手は「初めてのタイトルなので嬉しいです。昨年よりも打撃が安定してきました。逆方向を意識して打席に立ち、その中でインコースにはしっかり反応して引っ張ることが出来ているのが良い点だと思います」と笑顔を浮かべて話しました。一軍も経験したことで自信もつけ、「またファームでやるべきことをしっかりやって、一軍から声がかかるように頑張ります」と力強く話しました。
表彰式は5月24日(金)、雁の巣球場でのドラゴンズ戦の前に行われます。
2013年5月9日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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