
遊飛に倒れ悔しい表情を浮かべるも手応えもあった松中選手

センターに犠牲フライを打った福田選手
「やっとスタートがきれました」――右ふくらはぎの負傷から復帰を目指す松中信彦選手が、5月9日(木)のウエスタン公式戦、カープ戦(雁の巣)に出場しました。
この日は9回裏に代打として1打席のみの出場。ショートフライに倒れましたが、「結果を出せればよかったけど、走るのを確かめることができた。ここから(状態を)上げていければいい」と手応えを口にしました。
当初は実戦復帰まで2カ月以上を要するともいわれましたが、約1か月での復帰に「携わってくれた全ての人に感謝をしたい」と話し、試合後には特打も行うなど足の状態は万全に近くなっています。「試合に出て、もっと体のキレが必要なことも分かりました。明後日(11日)からは4打席立つつもりです」と意欲も十分。「今年の目標はレギュラーとして野球をやること。開幕の代打は、悔しい思いもありました。怪我も悔しかったが、野球の神様が時間をくれたのだと思う。まだ開幕から1カ月。勝負は8月以降なので、ここから爆発できるように、ファンの皆さんの期待に応えられるようにやっていく」と一日も早い復活を誓いました。
また、この試合ではパディーヤ投手が先発し5回2失点。最速152キロをマークして「力のある球が投げられたと思うし、(91球を投げたが)スタミナも問題ない」と話しました。そして福田秀平選手が初スタメン出場。無安打でしたが、2打席目に痛烈なライナーをセンターに運び犠牲フライで1打点を挙げ、「久しぶりのスタメンで楽しかった」と笑顔を浮かべていました。同じく復帰3戦目となった柳田悠岐選手は第1打席でライト前ヒットを放ちました。試合は2対7で敗れ、連勝は「5」でストップしました。
2013年5月10日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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