



2月5日(日)、キャンプ第1クール5日目。今クールの最終日となりました。
キャンプ最初の日曜日でしたが、あいにく朝から雨模様。練習スタートは「はんぴドーム」となりました。それでも午後には天候も回復しだして、一部打撃練習などはアイビースタジアムと第2球場で行われました。
ブルペンは明日が練習休日とあって大賑わい。B組の一部ベテラン投手が午前中のA組練習に参加したこともあって、15人が投球練習を行いました。
五十嵐亮太投手は自分に合ったフォームを探しています。昨年までは走者なしでもセットポジションから投げていましたが、この日はノーワインドアップでの投球でした。「スムーズにタイミングがとれるんです。しばらくはこのスタイルでいきます」と話していました。
新人の田中正義投手は1日おきでブルペンに入り、この日がキャンプ3度目のピッチングでした。途中から打者陣が「目慣らし」のために打席へ。内川聖一選手と松田宣浩選手というビッグネーム2人が打席に立つ中でのピッチングでした。
「当てないように気を付けました」と田中投手。勢いのあるボールを間近で見た松田選手は「腕の振りよりもボールが速く感じる。だからボールが伸びている。誰みたいな投手かなとみんなで話していたんだけど、わかりました! オリックスの平野に似てる! 打席から見た雰囲気やストレートの感じが似てますね」と興奮気味でした。
また、アイビースタジアムでは加治屋蓮投手、岡本健投手、嘉弥真新也投手、笠原大芽投手が打撃投手を務めました。内川選手はここでも打席に立ち、投手の生きた球を打ち返していました。「笠原の球は低めでボール球かなと思ったのが、ぐっと伸びる感じだった」と若鷹の成長も実感していたようでした。
18℃ 雨のち曇り 来場者21,400人
2017年2月5日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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