開幕前日の3月30日（木）、キャプテンの内川聖一選手が今シーズンへの思いや、開幕戦への意気込みを話しました。

先日までＷＢＣを戦っており、チームに合流して日が浅くオープン戦を行ったのは2試合のみでした。「不安がないことはないが、『3・31』という日が決まった中でやってきた。自分の持っているものを出したい」ときっぱり。「昨年は悔しい負け方をした。昨年の秋から今年の春へ、思いを一つに日本一を目指してやってきました」と改めて今季のＶ奪回を誓いました。

自身としては「去年は141試合“しか”出られなかった。143試合フル出場をしたい。シーズンではいい時も悪い時もあると思うが、どの状況でもグラウンドに立っていたい」と思いを強くしています。また、残り104本に迫っている通算2000安打については「まだまだ。開幕してすぐにどうこうではない。とにかくチームの為になる打順を打たせてもらうので、そのために頑張りたい。記録は近くなったらまた考えます」と話しました。

また、今季はデスパイネ選手の加入もあり、打線は厚みを増します。「去年守ってて嫌なバッターでしたからね。すごく頼もしい。自分の前後には素晴らしい打者がいる。しっかりつないでいきたい」と気持ちをさらに引き締め直しているようでした。