

6月16日(金)、リバン・モイネロ投手が支配下登録されることになり、一軍遠征先のマツダスタジアムにて会見が行われました。ホークスで育成枠から支配下登録されたのは24人目(25例目)となりました。今年は曽根海成選手に続き2人目です。
モイネロ投手はキューバ出身の21歳左腕。今年3月には自国代表として第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するなど若手の有望株で、今年5月にホークスに育成選手として入団しました。
入団後は3軍で2試合に登板したのちに2軍に合流。ウエスタン・リーグでは3試合に登板して1セーブをマーク。来日時には「148キロ」と言われた速球は154キロを計測するなど、計5回3分の2を投げて自責点0、奪三振8の快投でアピールを続け、今回の支配下登録へとつなげました。
「とてもうれしい。こんなにすぐ支配下登録されるとは思っていなかった」と驚いた左腕は、背番号「143」から「35」へ変更となります。
入団時に「キューバにはこんなにいいピッチャーがいるんだというところを見せたい」と語っていた左腕は、この日さっそく出場選手登録されました。一軍デビューのチャンスをブルペンで待機しながらうかがいます。
2017年6月16日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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