


【6月27日(火)~29日(木) ホークス×ファイターズ ヤフオクドーム】
前カードの劇的興奮がまだ心地よく残っています。27日(火)、試合前練習より早い時間に行われるアーリーワークでも、福田秀平選手は藤本博史打撃コーチらに「お、サヨナラ男! あの辺(ライトスタンドの着弾点付近を指さして)に打ったんやろ」と声をかけられて照れ笑いを浮かべていました。
27日からは本拠地ヤフオクドームでファイターズと3連戦です。今季対戦成績は5勝4敗。前回対戦(5月26日~28日)でも、前回ホームでの対戦(4月25日~27日)でもホークスが勝ち越しを決めています。
ホークス打線はファイターズ戦になるとより活発になります。対戦打率の差は明らか。ホークスは打率.294をマークしているのに対して、ファイターズは.247しかありません。
9試合で47得点を挙げており、1試合平均で5得点以上。5月27日に札幌ドームで対戦した試合では13対8の乱打戦を制しました。
選手別では今宮健太選手が対戦打率.361、1本塁打。松田宣浩選手も同.353、1本塁打の好成績です。松田選手は通算200号本塁打に王手をかけており、本拠地でのメモリアル達成の期待がかかります。そのほか、柳田悠岐選手は打率.333のほかに3本塁打をマーク。デスパイネ選手も3本塁打を放っており、得点のキーマンになります。そして、内川聖一選手が待望の一軍復帰。打線の厚みはますます増します。
先発投手は初戦が石川柊太投手。今季ブレイク中の若き右腕がついにカード初戦を任されるまでになりました。今季ここまでは20試合に登板して2勝2敗、防御率2.70の成績を残しています。
2017年6月27日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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