失点した直後にすぐさま反撃。打線が食らいついた。初回にいきなり1点を追う展開となったが、ライオンズ先発の菊池投手の立ち上がりを攻めたててノーアウト満塁のチャンスを作ると、4番の柳田悠岐選手が冷静にボールを見極めて押し出し四球を選び同点とした。工藤公康監督は「ウチは苦手にしていないピッチャー。嫌なイメージが残ったのでは」と立ち上がりの攻撃を喜んだ。
7回表に勝ち越しを許したが、その裏にも打撃陣がすぐれた選球眼を発揮して3つの四球を選んでチャンスメイク。相手バッテリーのミスを突いてまたも追いついた。
しかし、試合は9回表にサファテ投手が痛恨の一発を浴びて敗れた。ライオンズ2連戦は連敗を喫した。
2018年3月8日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)