今年も「南海ホークス」が故郷の大阪で復活です。この時期恒例となってきたバファローズとの共同イベント「KANSAI CLASSIC2018」として、この3連戦は行われます。
今年のホークスは、南海時代の1984年から1988年まで使用したビジターユニフォームを復刻したモデルを着用して臨みます。一方のバファローズは近鉄バファローズ復刻ユニフォーム(1978年~1996年着用ビジターユニフォーム)です。
当時大阪を本拠地としたチーム同士の「ダービーマッチ」。意地と意地がぶつかり合いますが、今年はホークス球団創設80周年の特別な年です。絶対に負けられない戦いとなります。
練習着も南海モデルを復刻。いまの現役選手たちはなかなかピンと来ていない様子もありましたが、当時現役バリバリだった藤本博史打撃コーチは特に似合っていました。また、千賀滉大投手や柳田悠岐選手あたりも意外と似合っていました。
3連戦初戦の先発は東浜巨投手。前回登板で今季初勝利をマークした右腕が、自身の連勝を目指してマウンドに上がります。
打線ではこの日から一軍に戻ってきた中村晃選手が6番スタメンで出場します。藤本コーチは「打撃の状態が良い中での故障だったが、練習を見る感じはいいところをキープできている」と期待感たっぷりのコメント。2番には今宮健太選手が座り、開幕時のオーダーに戻してきました。
そして、通算2000本安打達成まで、残り1桁の内川聖一選手。ここまで1992安打を積み重ねてきました。一気に固め打ちで今カード中に達成なるか。毎打席が注目必至です。
2018年4月28日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)