8月24日（金）～26日（日）ホークス×ライオンズ　ヤフオクドーム

6連勝で2位に浮上して地元福岡に戻ってきました。
真夏の天王山はまだまだ続きます。24日（金）からは首位のライオンズと3連戦。一気にゲーム差を縮めるチャンスです。

大事なカード初戦の先発を任されたのは千賀滉大投手。前回登板（8月17日、バファローズ戦）でプロ初完封を達成するなど、16回3分の2にわたって無失点投球を継続しています。ここまで9勝をマークしており、3年連続2桁勝利もかけたマウンド。チームにとっても自身にとっても、重要な意味を持つ登板に向けて、気合十分なのは言うまでもありません。

打線はこの連勝期間中だけで49得点と、まさに絶好調モードです。ファイターズ戦で3本塁打を放ったグラシアル選手、8月の月間成績が打率.433、6本塁打と元気いっぱいの松田宣浩選手をはじめ、ライオンズ戦で打率.556の長谷川勇也選手、同.396・4本塁打の柳田悠岐選手ら注目選手を挙げればキリがないほどです。この6連勝中に計14安打の牧原大成選手のバットからも目が離せません。

工藤公康監督は「本当の天王山はまだ先。ファイターズ戦の時もそうだったし、どの相手に対しても目の前の1試合を必死に戦って、勝ちに行くのは変わりません」と練習に励むナインへ視線を送りながら話していました。

また、3戦目の26日（日）は今年4度目の「レジェンドデー」です。レジェンドOBとしてお招きするのは沢村賞2度の斉藤和巳氏と規格外のパワーでファンを魅了したフリオ・ズレータ氏です。セレモニアルピッチの他トークショーにも登場します。

2018年8月24日掲載
田尻　耕太郎（スポーツライター）