2019/03/26 (火)
選手

川原投手と周東選手が支配下登録!会見行う

3月26日(火)、育成枠だった川原弘之投手と周東佑京選手が支配下契約を結び、ヤフオクドームにて会見が行われました。ホークスで育成枠から支配下登録されたのは27、28人目(28、29例目)となりました。新しい背番号は川原投手が「63」、周東選手が「23」となります。

川原投手は福岡県福岡市出身の27歳左腕。福大大濠高校から2009年ドラフト2位で入団しました。2012年にウエスタン・リーグで158キロをマークし1軍デビューも果たしましたが、その後は左肩や左肘の手術を受けるなど度重なる故障に苦しみ、2015年オフから育成選手となっていました。その中で昨年からマウンドに本格復帰。昨季の2軍戦では34試合3勝2敗5セーブ、防御率1.75の成績を残していました。

今年はキャンプ途中からA組に昇格。復活した150キロ超の力強い直球を軸にしてオープン戦では8試合に登板して0勝0敗2セーブ、防御率0.00。6.1回を投げ被安打2、無失点とアピールを続けていました。

川原投手は「入団して10年間も待っていただいた球団に感謝の気持ちでいっぱいです。今年に関しては出来ることを精一杯やって来ました。支配下復帰を常に意識をしていました。いつかは勝ちパターンで投げられるピッチャーになりたい。1度目の戦力外、そして肩の手術をして、肘もして、3回僕の野球人生は終わってもおかしくなかった。これからは野球を出来る幸せを噛み締めながらプレーをしたい」と話しました。

周東選手は群馬県出身の23歳。東農大二高から東京農業大オホーツクを経て2017年育成ドラフト2位で入団しました。「普通の内野ゴロをヒットにしてしまう」と周囲が驚く俊足が大きな武器。今年は春季キャンプスタートからA組でアピールを続け、持ち味の足に加えて、内外野を守れる守備力でも存在感を示してきました。

周東選手は「やっとプロとしての一歩目です。(登録を)聞いたときには本当に嬉しくてニヤケが止まりませんでした(笑)。これから1軍の戦力として見られるので責任も大きくなる。背番号23はホークスでは足の速い選手の象徴。23番は周東だと全国の皆さんに覚えて頂けるように頑張ります」と意気込みを口にしました。

2019年3月26日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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