7月2日（火）～4日（木）ホークス×イーグルス　ヤフオクドーム

交流戦優勝を決めた試合から始まった連勝を「4」に伸ばして、久しぶりのヤフオクドームでのゲームです。6月16日のベイスターズ戦以来となります。

7月戦線に突入して、アツい夏をますます熱くするペナントレース。パ・リーグ首位のホークスが今回迎え討つのはゲーム差2位で追いかけてくるイーグルスです。首位攻防の3連戦。直接対決は一気に引き離すチャンスになります。

初戦の先発は高橋礼投手。ここまで7勝を挙げてオールスター初出場も決めたサブマリン右腕は、まず球宴出場について「嬉しい。こういうアンダースローの投手がいるんだと、たくさんの人に見てもらいたい」と話しました。そして大事な連戦初戦に向けては「前回対戦して打たれた時はカウントを悪くしてしまった。自分有利なストライク先行の投球をして、ひと粘りもふた粘りもしていきたい」と意気込みました。

また、2日（火）の初戦はJ1サガン鳥栖とコラボする「スポーツキッズプロジェクト」の一環で、「スポーツキッズデー2019」として開催となります。サガン鳥栖所属の世界的有名ストライカーのフェルナンド・トーレス選手が始球式に登場します。それを聞いた高橋礼投手は「サッカーは、大学時代にゲームでよくやっていました（笑）。よく使うチームはバイエルン・ミュンヘンでした」とのエピソードを披露しました。

また、この2日は試合前に交流戦優勝球団ならびに最優秀選手（MVP）を受賞した松田宣浩選手の表彰式も執り行われます。そして、2日は「フード半額デー」も実施。ヤフオクドームのグルメをおトクに食べ尽くしましょう。

大事な首位攻防戦とあり、2戦目には和田毅投手が先発し、3戦目は中5日で千賀滉大投手がマウンドに上がる見込みです。

千賀投手は「今季は投げ方を変えて、肩や肘の張りは以前ほどない」と好調ぶりをアピール。まず狙うのはカード勝ち越し。1つ1つ勝利を積み重ねて、首位固めへ突き進みます。

2019年7月2日掲載
田尻　耕太郎（スポーツライター）