「ホークス宮崎春季キャンプ2021 Supported byスカパー!」は第2クールの2日目。この日は夜中から降った雨が朝方までやや残り、A組のアーリーワークとウォーミングアップは屋内の「はんぴドーム」からのスタートになりました。
しかし、練習開始時間頃には雨はほとんど止んでおり、その後の練習メニューは通常通りアイビースタジアムなどグラウンドを使って行うことが出来ました。
練習では、前日に続いて投手陣がフリー打撃に打撃投手として登板。この日は二保旭投手、川原弘之投手、杉山一樹投手、津森宥紀投手がマウンドに立ちました。
二保投手は増田珠選手と栗原陵矢選手に対して投球し、増田選手がレフトポール際へ大飛球を放つシーンも見られました。川原投手登板の時にはリチャード選手が打席に立ち、空振りもあれば左中間へ長打性の当たりもあるなど互角の“戦い”が繰り広げられました。
ちなみにリチャード選手はフリー打撃の後に、小久保裕紀ヘッドコーチの指示で「特ラン」がメニューに追加。「キレを作っていこう」と小久保ヘッドからハッパを掛けられており、必死に体を動かしました。さらに大塚コンディショニング担当の発案でボクシングトレーニングも取り入れられました。
また、3年目の杉山一樹投手は「6,7割の力で、テンポよく」というテーマの中で安定した投球を見せ、最速は145キロをマーク。「これくらいの力感でその球速が出たのなら良かったです」と納得の表情でした。また、津森投手も「左股関節にしっかり乗せて投げる」ことをテーマにして投球を行いました。直球一本だったこともあり、釜元豪選手と三森大貴選手に外野スタンドまで運ばれましたが内容には満足していました。
そして一発を放った釜元選手もスイングを改良している成果が出て自信を深めていました。