22日（日）は劇的な試合でした。2－2の同点で迎えた八回裏、勝利を決める勝ち越しの2点二塁打を放ったのは代打・松田宣浩選手でした。

「今の野球は1打席の中で打てる球が来るのは1球あるかないか。だから初球から思い切って、自分のスイングをして自分らしい打球を打つことを考えていました」。強い気持ちを込めたスイングから放たれた打球は、相手レフトの頭上をはるかに越えていきました。

大きなガッツポーズで喜ぶ松田選手に、一塁側ダグアウトのホークスナインも総立ちで拍手。チームの雰囲気は最高潮になりました。

この勢いのまま臨む今週は2カード連続でビジターの戦いとなります。

前半はメットライフドームでライオンズ3連戦です。今季対戦成績は５勝８敗２分ですが、投手陣は対戦防御率2.91と健闘しています。好投を続ける先発陣に加えて、リリーフでは板東湧梧投手が22日の試合でプロ初セーブをマーク。「９回のマウンドはいつも以上に緊張しました。ただ自分の持っている力以上のものは出ないので、普段通りの自分の投球を心がけました。高谷さんに助けてもらい、本当に感謝です。次の登板でも頑張ります」と話していました。さらに笠谷俊介投手も救援で２回完全３奪三振の快投。工藤公康監督も「彼の自信につながる」と目を細めていました。

週末はバファローズと京セラドームで３連戦。今季対戦成績は8勝6敗です。後半戦で打率.407、2本塁打と打撃好調な栗原陵矢選手のバットに期待したいところ。上位を打つ三森大貴選手も後半戦打率.321と好調で、若い力で打線を引っ張っていきます。

今週の試合予定

• 8月24日（火）ライオンズ（メットライフ）17：45
• 8月25日（水）ライオンズ（メットライフ）17：45
• 8月26日（木）ライオンズ（メットライフ）17：45
• 8月27日（金）バファローズ（京セラドーム）18：00
• 8月28日（土）バファローズ（京セラドーム）18：00
• 8月29日（日）バファローズ（京セラドーム）13：00

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