目指すのは頂点のみ。逆転Vを信じて、現在首位のマリーンズを地元福岡に迎えての3連戦に臨みます。
まず大事な、大事な初戦。ホークスの先発マウンドに立つのは千賀滉大投手です。後半戦に入ってから4戦4勝。27イニングに投げて失点2という抜群の安定感を見せています。前半戦のマリーンズ戦で10失点を喫する悔しい試合もありましたが、本来の姿を完全に取り戻しています。リベンジを果たせるか大注目です。そして、ホークスのエースとして、負けられない一戦を前に「絶対に勝ちます!」と気合十分に話していました。
そして打撃陣。マリーンズとの今季対戦成績は7勝7敗2分と互角ですが、この対戦でのチーム打率はホークス.278、マリーンズが.234と圧倒しています。
このカードでは柳田悠岐選手が打率.373、6本塁打、18打点をマーク。30打席以上の選手の中ではチーム打率1位で、本塁打と打点を合わせて、マリーンズ戦チーム断トツの三冠王です。
その他にも栗原陵矢選手が打率.359、4本塁打、13打点をマーク。長谷川勇也選手が打率.357、牧原大成選手が打率.300と左打者が特に好成績を残しており、このカードの得点源となりそうです。
昨年、ホークスはシーズン終盤に12連勝を果たしてペナント優勝へ突き進みました。その始まりがマリーンズ戦でした。パ・リーグは混戦模様。近年は終盤戦に力を発揮するホークスが、ここから一気に浮上を目指し、「熱く」「鷹く!」戦っていきます。