2022/02/13 (日)
選手

王会長が「ここまで目立っている」と挙げた2年目若鷹

【2月13日(日)キャンプ第3クール4日目】

宮崎は朝から強い雨が降り続き、せっかくの日曜日でしたが「はんぴドーム」内での屋内練習となりました。

その中、A組の選手たちは前日まで2試合行った紅白戦での収穫や課題を見つめ直しながら、守備や打撃などの練習にしっかりと励んでいました。
投手陣もブルペンへ向かい、千賀滉大投手や東浜巨投手、石川柊太投手、和田毅投手ら自己調整の実績組に加えて、開幕ローテ入りを狙う大竹耕太郎投手や奥村政稔投手らが、藤本博史監督も見守る前で投げ込みを行いました。途中でバッター陣も目慣らしのためにやってきて、柳田悠岐選手が千賀投手の投げる打席に立つシーンもありました。柳田選手は「やっぱりストレートは速い」と驚いた様子でした。
そして、この日で王貞治会長兼特別チームアドバイザーが一旦キャンプ地を離れました。今季から新たな肩書がつき、「これまでは会長職だけだったから、私も距離をとっていたし、選手たちも遠慮があったと思う。今年は私からも選手たちへ近づきますし、みんなからもどんどん来てほしい」と話していました。
その中で、多くの選手たちとコミュニケーションを取りながら野球談議を熱心にかわす姿が連日見られました。
この第3クールまでを振り返り、「順調にきて、紅白戦もやって選手たちも本番モードに入って、投げる方も打つ方も切れ味が出てきた。これからさらに状態が上がっていくと思う」と話し、印象に残った選手として井上朋也選手の名前を挙げました。「若い人が頑張っている。チーム内の競争は激しくなるし、我々の立場からすると頼もしく映る。みんな頑張っているけど、一番目立っているのは井上ですかね。結果も出していますし、体も頑丈で練習量も多い。順調な成長ぶりを見せてくれている」と目を細めました。
春季キャンプは折り返し地点です。第4クールも宮崎のA組では紅白戦が2試合予定されています。

また、バレンタインデーが近かったこの日、キャンプ中恒例となっている「選手から逆チョコ」企画が、今回は新型コロナウイルス感染対策を講じた上で実施されました。柳田悠岐選手や森唯斗投手、甲斐野央投手、上林誠知選手をはじめハリーとハニー、ハニーズらがファンの皆様へチョコをプレゼントしていました。

雨のちくもり 14℃ 5,700人

関連リンク

選手一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 王会長が「ここまで目立っている」と挙げた2年目若鷹