現在3カード連続勝ち越し中と、本来の強さを発揮し始めたホークス。この勢いで今週も突っ走るのみです！　そして、この1週間は上位チームとの対戦が続きます。まず8月6日（火）からは本拠地ヤフオクドームに現在パ・リーグ2位タイのマリーンズを迎えての3連戦。そして、9日（金）からはビジターでパ・リーグ首位のイーグルスと3連戦です。上位進出、そして頂点奪回へとても大事な6連戦となります。

マリーンズ戦は今季6勝9敗。やや苦戦している要因の一つとして、長打不足がありました。今カード7本塁打はパ・リーグ対戦別では最少です。そこで期待したいのは現在絶好調のこの2人。ここ6戦4発と大当たりの松田宣浩選手と後半戦3本塁打の内川聖一選手。松田選手は打撃の微調整がハマったといいます。「体の前でさばき過ぎていた。体の中でスイングするイメージ。あ、でも『マエ・テ・ギュン』は健在ですから！」と独特の表現で好調をアピール。内川選手は現在4試合連続で打点をマークしており勝負強さを発揮しています。

そして、週末のイーグルス戦。直接対決は一気にゲーム差を縮めることのできるチャンスです。今季の対戦成績は7勝7敗と互角ですが、今季ビジターで戦った2カードはいずれもホークスが勝ち越しており、厳しい戦いの中でも地力を見せています。このカードは勝敗も五分なら、得点と失点も「64」で同じ。投打ともにひしめき合っているだけに、1点の価値がより大きくなります。「確実に1点を取り、1点を守る」。これは秋山幸二監督がずっと推し進めてきた野球です。ホークスらしい野球で、この大事な3連戦全勝を狙いに行きます。