ここまで開幕3カードを戦い終えて5勝4敗。勝ち越してはいるもののここ2カードは負け越しが続いています。今週は勝ち越しを決めて、貯金をさらに増やしていきたい試合となります。

4月8日（火）からはライオンズと3連戦。昨季は15勝8敗1分と勝ち越し。過去3年連続で勝ち越している相性の良さを今シーズンも発揮したいところです。まずは打線が流れを作れるか。中軸は変わらず好調で、打率4割台を残しているのが内川聖一選手（.429）と長谷川勇也選手（.455）。内川選手は開幕9戦連続安打中。長谷川選手は7日（日）のイーグルス戦（コボスタ宮城）で4打数4安打をマークしており、ホークスの誇るヒットメーカー2人が早くも量産体制に入っています。4番を打つ李大浩選手も.353の高打率を残しています。

ライオンズ戦の投手陣はリリーフ陣が好調でした。五十嵐亮太投手が10試合に投げて無失点。嘉弥真新也投手も6試合無失点の快投でした。先発投手がしっかり試合を作り、『勝利の方程式』に繋げば勝機はぐっと広がるでしょう。

週末はヤフオクドームでバファローズと土日デーゲーム2連戦です。今季のバファローズ戦は、ホークスにとっては絶対に負けられない戦いとなります。相手4番は昨季までホークスでプレーしていたペーニャ選手。ここまで9戦6ホーマーと相変わらずのパワーを見せていますが、ペーニャ選手を知り尽くしているホークスバッテリーがどのように封じ込めるか。しかし、一方で相手捕手には、こちらも昨季まで13年間ホークスにいた山崎勝己選手がいます。さらにベンチにも森脇浩司監督や高山郁夫投手コーチら元ホークス組がずらり。プロ野球ならではの頭脳戦や心理戦が繰り広げられること必至の今季のバファローズ戦。まずは最初の2連戦をどう戦うか。今季の方向性を占う大一番といても過言ではない戦いが、早くもやってきます。