
ヒーローインタビュー

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【5月6日(火・振) ホークス2×-1ファイターズ ヤフオクドーム】
2日連続のヒーローだ。ゼロ行進に苦しみ迎えた9回裏、重苦しいムードを一気に振り払ったのは長谷川勇也選手のバットでした。起死回生の同点タイムリー。流れを引き寄せたホークスが、意外すぎる「サヨナラ暴投(打者は振り逃げ)」という形での劇的勝利を呼び込み、これで3連勝を飾ってガッチリ首位をキープです。
先発のスタンリッジ投手が7回途中まで1失点と力投しリリーフ陣も好投するも、打線が苦戦を強いられました。なかなか得点できず、3回から8回までは走者を1人も出すことが出来ない状態。そのまま9回裏に突入しましたが、ホークスナインはまだ誰も諦めていませんでした。
ホークス自慢の強力クリーンナップトリオが意地を見せました。1アウト後、内川聖一選手がライト前へクリーンヒット。続く李大浩選手がショートのグラブを強襲するヒットで一、三塁とチャンスを広げました。
5番・長谷川選手。ここまでの3打席はノーヒットでしたが「1打席目のライトフライは感じが悪くなかった。2、3打席目は打てる球が来なかったので、変に引きずることなく打席に立てました」と心をクリアにしていました。また、準備もばっちりでした。
「3人で攻撃が終われば僕に回ってくることはありません。でも、ウチさん(内川選手)は東京ドームでの対戦の時に増井投手にタイミングが合っていたし、デホさん(李大浩選手)も合いやすいタイプの投手だと思っていました。また、増井投手はクイックモーションが早い。なので、バットをトップに入れるタイミングを早くするようにイメージして打席に入りました」
心技体のすべてが整った一打はセンター前への同点タイムリー。ベンチのナインも全員ガッツポーズをし、スタンドは総立ち。その流れの中、松田宣浩選手の打席で相手投手が暴投。三塁走者が生還しました(松田選手は2ストライクからワンバウンドを空振りしたため三振。しかし、アウトは記録されず振り逃げの扱い)。
2014年5月7日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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