


【6月3日(火)、4日(水) ホークス×ジャイアンツ ヤフオクドーム】
「日本生命セ・パ交流戦」は前半戦最後のカード。セ6球団目の対戦相手はジャイアンツです。相手は現在交流戦首位を走るチーム。連覇を狙うホークスとしては連勝を決めて、浮上を狙いたいところ。交流戦開幕時に「勢いに乗っている(交流戦開幕カードの)カープに勝って、僕らも波に乗っていきたい」と今宮健太選手が話していたように、首位奪取のきっかけを作る絶好の機会です。
試合前練習では、2日前の試合で負傷交代した中村晃選手も元気に通常通りのメニューで体を動かしていました。痛々しい痕は残っていますが、「大丈夫です」と短いながらも決意を感じるコメントも聞かれてひと安心。あとはいつも通りの最高のプレーで証明するのみです。
先発は初戦がスタンリッジ投手。4勝2敗、防御率2.47と安定感抜群の右腕は、タイガースに在籍した昨季のジャイアンツ戦で2度の完封勝利をマークしています。そして2戦目は攝津正投手が1軍復帰初先発します。右肩の疲労で出場選手登録を外れていましたが、5月28日(水)の2軍戦での調整登板では「問題なかった」といい、予定の70球に届かない56球で交代したことについても「もう大丈夫と思った」と自信を感じさせる言葉を残しました。鷹の絶対的エースの復帰は、チームにとって頼もしい追い風になります。交流戦連覇に弾みをつける2試合となるはずです。
2014年6月3日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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