
ヒーローインタビュー

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【6月12日(木) ホークス4×-3ドラゴンズ ヤフオクドーム】
土壇場も土壇場、9回裏2アウトから3点ビハインドをひっくり返しての逆転サヨナラ劇。決めたのは今宮健太選手でした。
9回裏の攻撃。相手は通算393セーブの岩瀬投手でしたが、まず先頭の長谷川勇也選手がレフト前ヒットを放ち反撃ののろしを上げました。その後2死となりますが、代打・江川智晃選手が四球を選んで満塁のチャンス。ここで打順が1番に戻り、中村晃選手がレフト線へ2点ツーベース。1点差に迫り、今季すでにサヨナラ打を放った経験がある今宮選手が打席に入りました。
「アキラさん(中村選手)が打席に入った時点で自分に回ってくるという予感がしていたので、しっかりと準備が出来た状態で打席に入れました。決めてやろうという意識はありませんでしたが、2ストライクに追い込まれるまでは自分のスイングをしようと思っていました」
岩瀬投手の武器であるシュートに意識を置き、「センターへはじき返す」とイメージをしていました。2球目までボールが続き3球目、内角球に反応しましたが自打球が当たるファウルボール。「良い“間”が出来ました」。スイングが大きくなり過ぎていたことを反省し、コンパクトに振る事をより強く意識しました。
そして勝負の4球目、甘いスライダーを見逃しませんでした。「反応できました」。打球はレフトの頭を越えるサヨナラ2点打。「何度味わっても最高です!」と喜びを爆発させました。
「日本生命セ・パ交流戦」はもう終盤へ。ホークスは10勝6敗2分。ジャイアンツ、バファローズに次ぐ3位につけ、交流戦連覇は射程圏内に捉えています。
「交流戦優勝はもちろん意識しています。僕らの目標は日本一ですが、すべてにおいてナンバーワンになることを意識して戦っていますから」
そう力強く語った今宮選手。残りは3カード。14日(土)からは交流戦ホーム最終2連戦のベイスターズ戦に臨みます。
2014年6月13日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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