
ヒーローインタビュー

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【7月3日(木) ホークス7-0マリーンズ ヤフオクドーム】
強いゾ、赤鷹!打っては14安打7得点、投げては完封リレーと投打がばっちり噛み合って連勝を飾りました。
お立ち台のヒーローは2人。打撃で勝利を呼び込んだのは柳田悠岐選手。マリーンズ戦は2戦目まで無安打だったこともありこの日は7番に打順を下げましたが、意地の活躍を見せました。第1打席でセンター前ヒットを放つと、4回裏に回ってきた第2打席ではチャンスでライトへ先制タイムリーヒット。そして1対0のまま迎えた6回裏の第3打席、初球のチェンジアップを見事にとらえると、打球はバックスクリーン右に飛び込む特大の140mホームラン。貴重な1点を追加しました。「初球の甘い球。『キタ!』と思いました」とにっこり。この一発が2年連続2桁の10本目のアーチでした。また、猛打賞は今季12度目で両リーグ単独トップです。勢いづいた打線は前夜の試合と同様に終盤に得点を重ねました。途中出場の明石健志選手が2試合連続でタイムリーを放ちました。
一方の投のヒーローは岩嵜翔投手でした。今季はこれまで1軍で4試合に登板し、最初の試合で勝利投手となったもののその後3試合勝ちなし。今回は約3週間ぶりの1軍マウンドでしたが、「今季はずっと(状態は)良かったのでしっかり継続してきた」と自分の投球を貫きました。ピンチの場面でも同じ。1軍では2003年以来となる「三塁スタメン」だった吉村裕基選手の好守備もあり、6回無失点と好結果を残しました。「先発ローテを守っていた2012年の投球フォームに近づいてきました」。左足を上げた際、右の股関節にしっかり体重を乗せること。さらに打者との間合いを工夫しました。「相手バッターの反応を見ても、良かったと思います」。今季2勝目は5月15日以来の白星。「これからも良い投球を続けていきたい」と活躍を誓いました。
この試合が今季72試合目でした。シーズンはちょうど折り返し。42勝27敗3分で勝率.609。順位は2位ですが、貯金は15も積み立てており、後半は首位奪取に向けてさらに勢いに乗っていきます。
2014年7月4日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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