
ヒーローインタビュー

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【7月9日(水) ホークス7-6バファローズ ヤフオクドーム】
やられたらやり返す。初戦に続く乱打戦となった首位攻防第2ラウンドを見事勝利して、トップの座を奪い返しました。
初戦のリベンジを果たした上位打線トリオが揃ってお立ち台に上がりました。4回の同点2点タイムリーなど2安打2打点の1番・中村晃選手、2号本塁打を放ったと思えばセーフティスクイズも決めて大技小技で魅せた2番・今宮健太選手、2本の二塁打を含む3安打2打点と打線を引っ張った3番・内川聖一選手の3人です。
彼らは前日の試合でいずれもノーヒット。なかでも連続試合安打が「18」で途切れた中村選手は「落ち込み気味だった。でも、今日が大事。自分にカツを入れて臨みました」といつも以上に気合十分に打席に向かっていました。今宮選手は本塁打について「打った瞬間でした」と手応えばっちり。スクイズの奇襲も「何(のサイン)が出てもいいように準備していました」としてやったりの表情を浮かべました。
また、内川選手は右臀部の故障からまだ万全でない中、毎日全力プレーを見せています。「DHでの出場になってしまい、チームに申し訳ない気持ちです」。それでもバット以外にも貢献すべく、守備の時間にはベンチの最前列から身を乗り出して仲間を鼓舞する姿が見られます。
一方の投手陣も一丸となって勝利への執念を燃やしました。先発の帆足和幸投手は調子が良くない中でもゲームを作って6回途中4失点で投げ切り開幕6連勝をマーク。4番手の五十嵐亮太投手は1回3分の1を気迫で投げ抜いて今季20ホールド目をマークしました。
首位攻防戦は1勝1敗で第3ラウンドへ。「絶対に勝つんだという思いを持って」と内川選手。一投一打に気持ちを込めた激闘になること必至の一戦です。
2014年7月10日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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