
7月20日(日)、複数交換トレードにより東京ヤクルトスワローズに移籍することになった新垣渚投手より、ホークスファンの皆さんへメッセージを頂きました。
「昨日、トレードが決まったとの報告を受けました。複雑な心境ですが、今年は一軍で投げることが出来ずチームに貢献できていませんでした。自分にとってはチャンスと思い、一からのスタートのつもりでしっかり頑張りたいと思います」
そしてホークスでの思い出については「12年間もホークスでプレーし、福岡で生活して、いい思い出がたくさんあります。離れるのはつらいです」と神妙な表情になりました。
新垣投手は沖縄県出身。沖縄水産高校から九州共立大学を経て2002年ドラフト自由獲得枠で福岡ダイエーホークスに入団しました。1年目から先発ローテ入りして8勝をマーク。「1年目から日本一になり、王監督を胴上げできたのは特にいい思い出です」。2年目には11勝し、さらに奪三振王のタイトルを獲得。3年連続2桁勝利を達成するなど、通算60勝をマークしています。近年は故障に苦しむこともありましたが、不屈の闘志で何度も復活を遂げました。復活勝利を挙げてお立ち台で涙する新垣投手の姿はとても印象的でした。
ファンの皆様へ――「12年間本当にありがとうございました。新天地でも精一杯頑張ります」
2014年7月20日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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