
ヒーローインタビュー

※iPhone/iPadにての動画視聴に時間を要しておりますので、あらかじめご了承ください



【8月9日(土) ホークス4×-3 ヤフオクドーム】
ニューヒーローの誕生だ。勝負を決めるサヨナラ打を放った塚田正義選手。10回表に3者連続三振を奪う快投で流れを呼び込んだ森唯斗投手。2人の若鷹が初めてのヤフオクドームのお立ち台で輝かしいスポットライトを浴びました。
塚田選手はプロ3年目。ファームで14本塁打、59打点と打撃二冠に立つ活躍が認められプロ初の1軍に昇格しました。10回裏、1死一、三塁のチャンスに代打で登場。これがプロ3打席目でした。「藤井コーチ、藤本コーチから『高めに来たら思い切って行け』と言われていました」。初球、まさにその高めのストレート。ともすれば緊張で体が硬直してしまいそうな場面でしたが、塚田選手は自分を信じて「気持ちを込めて」積極的にバットを出していきました。「正直、落ちてくれ、と思ったんですけどね」。プロ初ヒットとはなりませんでしたが、初打点が劇的サヨナラに繋がる強運。「これだけたくさんの人が応援してくれる中で打てて、お立ち台にも立つことが出来て本当に気持ちよかったです。幸せです。サイコーです!」と喜びを爆発させました。
森投手はこれが今季35試合目の登板。「思い切って行くことだけを考えて投げました」。最初の打者からはカーブで見逃し三振を奪う巧みな投球を見せれば、続く打者はカットボール、3人目は直球で空振り三振に仕留めるこれ以上ない好投。唸り声を上げる、まさに気迫あふれる投球で今季3勝目を挙げました。ちなみに3勝はいずれもファイターズ戦です。
これでチームは7連勝。貯金は「25」となり、2位バファローズとのゲーム差は「4」。いずれも今季最大を更新しました。
「僕はとにかく一生懸命やるだけ」(塚田選手)
「チーム一丸となって、次の試合からも勝っていきたい」(森投手)
最強鷹の勢いはますます加速する一方です。
2014年8月10日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
選手一覧へ戻る