これぞエースのピッチング！5月17日（土）のファイターズ戦で、杉内俊哉投手が9回までマウンドに立ち続け、見事に4勝目を挙げました。

チームが3試合連続で2ケタ失点していた中での登板でした。
「ファンにも野手にも迷惑をかけてしまいました。最後までマウンドに立とうと思っていました」。
5回に2点を失っても粘りの投球。最も苦しい8回と9回には5三振を奪いました。

9回裏、川崎宗則選手がサヨナラヒットを放つと、両手を大きく広げてベンチを飛び出しました。「いやー、本当にうれしい」と何度も何度も言って、喜びを爆発させました。

チームが苦しいときに、流れを変える。それがエースです。王貞治監督が「今年は彼中心で」と全幅の信頼を寄せる左腕。その実力を証明したマウンドでした。

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