


「10・2」――ついにこの日が来ました。10月2日(木)、今季レギュラーシーズン最終戦となる本拠地ヤフオクドームでのバファローズ戦に勝てば、3年ぶりのリーグ優勝が決定します。2000年以来14年ぶり、またソフトバンクホークスとしては初めてとなるヤフオクドームでのリーグV胴上げへ、ついに歴史的一戦がまもなく始まります。
緊迫感たっぷりの、いつもとは違う雰囲気が漂うヤフオクドーム。しかし、経験豊富な五十嵐亮太投手は「僕自身はモチベーションの上げ下げをしたくないタイプ。優勝という結果は後からついてきます。僕は目の前の打者を抑えるだけ」と平常心を強調。今宮健太選手も「普段通りに眠れましたよ」と話し、この日正午前にヤフオクドームに到着した王貞治球団会長も「勝つか負けるか、2つに1つだよ。頑張りましょう」と笑顔も見せながら球場へ入っていきました。
先発は大隣憲司投手。今季成績は3勝1敗、防御率1.84の安定感を誇っており、これがバファローズ戦になると2勝0敗、防御率0.56とさらに成績がアップします。9月16日の直接対決では完封勝利も飾っており、抜群の相性も武器に大一番のマウンドに上がります。また、今季先発要員として活躍した飯田優也投手、武田翔太投手もブルペン待機予定。もちろん五十嵐亮太投手、サファテ投手ら『勝利の方程式』もスタンバイはばっちりOKです。
打撃陣は直近4試合で3度の2桁安打をマークするなど上り調子。バファローズ戦に強い内川聖一選手(.374、4本塁打、16打点)や6ホーマーの李大浩選手の中軸に期待。さらにパ・リーグ最多安打の中村晃選手、ここ4試合で10安打と好調の柳田悠岐選手にも期待が集まります。
一投一打に気を吐き、「ゼッタイ俺がやる。」の強いキモチでグラウンドに立つ鷹戦士たちへ、熱いご声援で後押しを、よろしくお願いします。今夜、歴史を作りましょう。そしてともに喜びましょう。
2014年10月2日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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