
工藤監督キャンプ総括

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【春季キャンプ最終日】 2月26日(木)、宮崎春季キャンプを打ち上げて、チームは福岡に戻りました。この日は「球春みやざきベースボールゲームズ」(ライオンズ戦)をアイビースタジアムで行う予定でしたが、朝から雨が降り続けたこともあり試合は中止。午前8時30分から2時間ほど屋内施設「はんぴドーム」で練習してキャンプの総仕上げを行いました。
工藤公康監督が初めてのキャンプを総括しました。「日々新しい発見ばかりだった」と話した指揮官。コーチや選手たちとのコミュニケーションを大事にして、キャンプ中はあらゆる場所に足を運び、対話を大切して1か月を過ごしてきました。ピッチャー陣については「対外試合3試合で3失点という数字に表れているように、非常にいい出来だったと思います。こちらが与えた課題、それぞれの自分がもっていたテーマにしっかり取り組み、十分アピールをしてくれました」と満足げな表情。気になる松坂大輔投手についても「非常に考えながら練習をしているのが伝わってきました。ブルペンで投げるだけが練習ではありません。何の心配もしていません」と話しました。
バッターについても「ほぼ100点」と話し、打順についても「これからまだ試していきたいことがある」とし、明日27日(金)以降のオープン戦(親善マッチも含む)を見据えました。また、成長した選手について尋ねられると「キャッチャーの斐紹選手や拓也選手」と真っ先に名前を挙げ、さらに「牧原選手や塚田選手もいい味を出してくれた」と高評価。投手陣も「若手が頑張ってくれた。実績のある選手も『このままではマズいぞ』となってくれたと思う。相乗効果に期待したいです」と投打ともに若鷹たちの成長に手応えを感じ、確かなチーム力アップに自信を見せました。
練習後にはA組の首脳陣、選手、スタッフで円陣が組まれ、松田宣浩選手会長が「手締め一本改めて、『熱男一本』で締めたいと思います」と威勢よく声を上げ、「2015年はホークスみんなで連覇と連続日本一を目指して熱く戦っていきたい」と気合いっぱいの表情で話しました。
2015年2月26日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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